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思い出ピンナップ4人
思い出ピンナップ4人
6モル♪

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キャラクター
蔡 狼華(CL3000451)
雪・鈴(CL3000447)(同時発注者)
瑠璃彦 水月(CL3000449)(同時発注者)
ステラ・モラル(CL3000709)(同時発注者)
担当VC

SS
 サロンシープ――
 サンクディゼールの花街にある、マダム・シープが切り盛りする社交場である。花街という特性上若い女性が比率として多いが、まだ幼い子供や熟女まで幅広い年代を取り揃えている。当然多種多様な種族もだ。
 主である『マダム・シープ』の趣味なのか信念なのか、施設や人材にかなりの財を施している。こういった仕事柄避けては通れない病気や暴力などからの守りは堅く、住まいや食事なども満足いくものが用意されていた。

「いくですよ」
 雪・鈴(CL3000447)は抱えた桶にハシを伸ばし、冷え切った白い食材――そうめんを用意された竹の通路に落とす。曰く『アマノホカリの流しそうめんでゴザル』とのことだ。央華大陸にはない文化なので、その手つきは鈴の性格も相まってゆっくりとしていた。
「よっ! ほっ! はっ!」
 流されたそうめんを次々と拾い上げ、汁に行けて食べる瑠璃彦 水月(CL3000449)。流しそうめんをやろうと言い出したのは水月だ。そのために蒸気機械を作り、竹の流し台を設置し、皆を読んで……ひたすら食べていた。スキルとかまで使って本気で掬って食べていた。
「こらぁ彦! そんなんしはったら下に流れて来おへんやろ!」
 そんな水月に怒りの言葉を放つ蔡 狼華(CL3000451)。食い意地はった仲間のせいで、下のほうまでそうめんが流れてこない。せっかく風情を味わおうと思ったのに、これでは台無しだ。腰に手を当て、少しは遠慮するように叱咤した。
「ああ、やっぱり何か違うのね。これ」
 そんな様子を見ながらステラ・モラル(CL3000709)はため息をついた。流しそうめんがよくわからないままに参加して、十数分。ただ流れる水を見ているだけで、どういうことなのだろうと疑問に思い始めたところだ。
「ふっ、流しそうめんは場所取りが命! この場所をあっしにとられた時点で負けは確定でござる」
「ええから喰うの控えや。あとで痛い目見たくないやろ」
「食事を奪い合うために殺しあうのが流しそうめんなの……?」
「あは。あははは」
 胸を張る水月。怜悧に瞳を細める狼華。飽きれるステラ。そんな様子を見て笑う鈴。

 サロンシープの夏の午後。サンクディゼールの穏やかな日常。
 花街という社会の裏側にも、こういう笑顔は確かに存在していた。
 
SS担当ST
  

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