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オラトリオオデッセイピンナップ
オラトリオオデッセイピンナップ
15モル♪

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担当VC

SS
「……この寒さとこの重みは……結構傷に堪えるね……」

マグノリア・ホワイト(CL3000242)はその小柄な身体には似つかわしくないほどの荷物を抱え、一人街道を歩いていた。
あちこち巻かれた包帯やガーゼが前日の戦いの激しさを物語っている。
あの激しい戦いのすぐあと。マグノリアは一人お気に入りの見晴らしの良い高台へと向かう。

「冬の星は綺麗だから……ゆっくり見ておかないと……。それに他にも寄るべき所があるから……年明け前には戻って来て、朝日を見にまた来ないとね」

少しほっとしたような表情でほほ笑むマグノリア。
今後の予定を確認するように呟きながら、持ってきたシートを広げ、温かいスープを用意するマグノリア。

あぁ、綺麗だな──満天の星空を見て、マグノリアは素直にそう思った。
何でもない夜の景色。少し前までその程度でしかなかったものが、今はこんなにも綺麗で、こんなにも儚くて、こんなにも素敵に感じられる。

マグノリアの中で生まれたこの温かな感情。そしてそんな感情を持ち得るようになった今の自分。それは紛れもなくマグノリアの得た大切なもの。

(……この身の内に、綺麗なものを留めて置きたい。留められて居られる、今の内に……)

清く静かな湖面のような緑がかったその水色の瞳は、一面に広がる金銀の星たちを見つめ続けていた。
SS担当ST
  

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