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オラトリオオデッセイピンナップ2人
オラトリオオデッセイピンナップ2人
15モル♪

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担当VC

SS
 今日はいつにも増して、城内はにぎやかだった。
 オラトリオ・オデッセイ。年に一度の祭を皆で祝うのだから、それも当然だが。
「ん~、ジュースが美味しいですね」
「そこでワインがって言えない辺り、この国は常識が行き届いているわね」
 祝いの宴を楽しむ人々の中に、特に目立つ花二輪。
 デボラ・ディートヘルム(CL3000511)とバーバラ・キュプカー(nCL3000007)の二人である。今宵は共にドレス姿で、この宴に参加していた。
去年のオラトリオ・オデッセイでは彼女達はパーティに顔を出す貴族や諸侯等を見定めると言う目的があった。だが――今年は違った。
「アンタが先にいい人見つけてるなんて」
「いや、ほら、確定してる話ではないですよ?」
 声色や表情こそパーティ用の淑女の笑顔だが、バーバラは一足先に目当ての男性を射止めたデボラに怒りを感じていた。祝福八割怒り二割と言った所か。意中の相手を射止めたデボラは苦笑しながらその言葉を受け止めていた。
「あの人はそれなりに表裏の在るからですから……」
 ヘルメリア戦役で共に戦った奴隷解放組織のスパイ。目的の為に非道な事も辞さない冷静な現実主義者。もしかしたら今の関係も何かの策略なのでは、と言われれば真っすぐ否定もできない自分がいた。
「人間関係なんてそんなモノでしょ。理想だけを語ってもしょうがないわ」
 言って肩をすくめるバーバラ。理想の王子様は童話の存在だ。現実を生きる以上、表も裏もあって当然なのだ。
(バーバラ様がそれを言いますか……?)
 いい事言った、と言う顔をするバーバラに視線で訴えるデボラ。高みを望まなければすぐに結婚できそうなんだけどなぁ、と喉元まで出た言葉をデボラはどうにか押さえ込んだ。
SS担当ST
  

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