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オラトリオオデッセイピンナップ4人
慰安温泉 side:f
15モル♪

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担当VC

SS
 オラトリオ・オデッセイに合わせて温泉に行きたいと言ったのは誰だったか。
 思い付きだった計画はいつの間にか大人数となり、宿を貸し切っての宴となった。王族貴族が関わる派手な宴ではないが、静かな休息日となっ――
「ぐへへへへへへ。良いではないか良いではないか」
「ギャーッ!? ツボミさん酔ってるネ!?」
「温かい所で食べる肉まんは格別でありますね」
「これが温泉……。温かい水……し見出ている岩の成分……。水の癒しとはよく言ったものですね」
 それぞれ非時香・ツボミ(CL3000086)、ルー・シェーファー(CL3000101)、フリオ・フルフラット(CL3000454)、ナーサ・ライラム(CL3000594)の言葉である。
 具体的にはツボミがルーの褐色豊満ぽよんたゆんな胸を揉み、それに驚いたルーがいきなり何をするかとタオルを落とし、フリオはそれを見ながらルーが温泉用にと作ってきた肉まんを口にし、そんな騒がしい様子も温泉文化の一つだと(たぶんツボミに)教えられたナーサが喧噪を耳に温泉を堪能している光景だ。
 とても、静かな休息日とは程遠い光景である。
「背が高くてスタイルもいい、だと。同じ央華系が親のマザリモノだというのにこの違いは何なのだ? やはり龍種は何かが違うと言う事か。これは一度検証せねばなるまい。その為にはサンプルをよく調べなければ」
 ルーの胸を丹念に揉みながら言うツボミ。酒が入っているのか、顔に赤みがさしている。言葉通り医学的見地からルーの胸の神秘を探っているのであって、けして酔っぱらって悪ふざけをしているわけではない。多分。
「こらー! 確かに肉まん売りに来たけど、それは肉まんじゃないヨ! お金払っても上げないからネー! ちょ、マジマジマジ! 酔っぱらってるからって許されることじゃないヨ、コラァ!」
 そして胸を揉まれながら必死に抵抗するルー。しかし両手に持っているせいろ――央華大陸のお皿――とその中にある肉まんを落とさないようにしているため、中々振り払えない。商売人のもったいない精神がこんな所で妨げになるなどとは思いもしなかっただろう。
「さすがはルーさんです。美味しい肉まんですね。これと持ってきたお酒に見事あいます! 温泉で茹だった体を冷やしながら、お腹を満たす。綺麗な夜空も相まって、最高の休日であります!」
 そんな様子を助けようともせず見ているフリオ。お酒が入っていることもあり、どこか上機嫌である。ルーが本気で危なくなったら助けに行くか、とは思っているがとりあえず目の前の騒動はいい肴になる。あと肉まんは美味しい。
「聞けば月見酒と言うのも温泉の文化。わたくしはまだお酒は飲めませんのでリンゴジュースを頂きますね。程よく火照った体に冷たいジュース。乾いたのどに染み入るようです。やはり外の世界は素晴らしいですね」
 ナーサは曇った眼鏡で良く見えていないが、仲間達が楽しんでいるのは理解していた。戦争と言う陰惨な部分を見ている自由騎士達。この一幕が戦いに疲れた戦士達の一時の癒しになればいい。そんなことをぼんやりと考える。

 2020年、オラトリオ・オデッセイ――
 静かとは程遠い休養ではあるが、彼女達はこの一日を楽しんでいた。
SS担当ST
  

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