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フルール・ド・プランタンピンナップ2人
フルール・ド・プランタンピンナップ2人
22モル♪

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担当VC

SS

「あの、ジョン様。この後お時間はありますか? 父様の会社を手伝って下さっている職人さんが経営しているカフェがあって……」

 勇気を出したデボラ・ディートヘルム(CL3000511)の言葉に頷くジョン・コーリナー(nCL3000046)。二人はフルール・ド・プランタンで賑わう通りを離れ、静かなカフェに座る。
「いい雰囲気の店ですね。小物のセンスもなかなかです」
「はい。このガトーショコラがとてもおいしいんですよ」
 ジョンとデボラは店を基点に話を盛り上がっていく。この店のオーナーの話。父の会社の話。会社と言えばと、ヘルメリアの会社の話。そして――
「この戦いが終わった後、どうなるのでしょうか?」
 デボラは不安を押さえきれずに、口に漏らしてしまう。
 この戦い。それがヘルメリアとの戦いなのか、それとも神の蟲毒なのか。まず勝てるのか。負けてしまえばどうなるのか。……戦いが終わって生きているのか?
「では逃げますか? そうすれば、僅かですが平和な日々が待っていますよ」
 それは一つの幸福だ。時間切れまで平和に過ごす。そんな選択もあるのだろう。
「いいえ。逃げません。来年もまた、ミモザの花を頂かないといけませんから」
 だが、デボラはそれを拒否する。神の蟲毒を乗り越えて来年もはフルール・ド・プランタンを祝うのだと。
 デボラの笑顔に、ジョンもほほ笑む。
 カモミールの香りが二人を包み、静かで穏やかな時を彩っていた。
SS担当ST
  

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