MagiaSteam アトリエ詳細



フルール・ド・プランタンピンナップ3人
フルール・ド・プランタンピンナップ3人
16モル♪

原寸画像
大きい画像

担当VC

SS

「こいつは両手に花だな」
 ニコラス・モラル(CL3000453)の両手には、確かに美人の女性が二人いた。片方は手を繋ぎ、もう片方は腰に手を回している。何も知らない人から見れば、確かに両手に花だろう。
「何言ってるのよお父さん。そういう事言うと女の人に嫌われるんだから」
 一人はニコラスの娘であるステラ・モラル(CL3000709)だ。長い金髪を潮風になびかせ、春のぬくもりを感じていた。腰に回される父の手が自分を守ってくれていることを知っているのか、不快な表情は浮かべていない。
「娘に嫌われるようじゃ、父親失格よ」
 ステラの言葉に被せるようにアンネリーザ・バーリフェルト(CL3000017)は言葉を続ける。ニコラスの手を握りながら、先導するように港町を歩いている。赤い帽子に赤縁眼鏡。目立つ色を頭部に集めるオシャレはフルール・ド・プランタンを意識したものだ。
 三人が歩いているのは港町アデレード。春を告げる祭りフルール・ド・プランタンの中、プレゼントを物色するためにぶらりと街を歩いていた。行きたい店や買いたいものがあるわけではなく、どちらかと言えば目的のない散策である。
「ヘルメリアには四季の祭りはなかったけど、イ・ラプセルだとこういう祭りは多いの?」
 祭りになれたイ・ラプセルの街を見ながら、ステラがそんなことを問いかける。
「それなりに多いなぁ。夏はゴールドティアーズとアクアフェスタで、秋はウィートバーリィライ。冬はオラトリオ・オデッセイがあるな」
「オラトリオ・オデッセイはヘルメリアでもあったんじゃないの? ヘルメスを祝う祭りとか?」
「……ヘルメスは派手好きだから、あの日はものすごいパレードとかあったわ」
 あー、そんなかんじか。ニコラのうんざりした表情からパレードの派手さを想像した。呆れるぐらいに派手でドンビキするような内容のようだ。
「ま、今はイ・ラプセル流の祭りを楽しもうや」
「こういう場所をのんびり歩くだけでも楽しいものよ」
「そうね。行きましょう」
 ニコラスとアンネリーザの言葉に頷くステラ。確かにこの活気は悪くない。
 三人の足はゆっくりと、活気あふれるアデレードを進むのであった。
SS担当ST
  

ギャラリーへ戻る